社会状況

オウム真理教事件と死刑執行

7月の初めにオウム真理教の死刑囚たち7人に刑が執行され、その20日後に、残っていた死刑囚6人の刑が続いて執行された。 その異常さと気味の悪さに衝撃を受けてから、ずっとそのことが頭から離れない。 13人の死刑囚を一度に絞首刑にしたこと。 死刑制度その…

死刑について

国家が死刑制度を公認していて、さらに、実際に次々と死刑囚の死刑を実行していたら、そんな国の国民は、人間の命というものを尊いとは思わなくなって行くに違いない。 そして、挙げ句の果て、役に立たないと国家が認めたような人間は処分されて行くだろう。…

沖縄連帯のデモ

土曜日、真昼間、池袋で沖縄に連帯する集会が行われた。 『埋めるな!辺野古 沖縄県民大会に呼応する首都圏大行動』と名づけられた集まりである。 サンシャイン60の隣りにある東池袋中央公園で開催された。 すっかり忘れていたので、慌てて家を飛び出し会場…

NHKの世論調査って?

この時期に、安倍政権の支持率がアップしたと報じるNHKの世論調査というのは、一体、なんなのだろう? 九州から西日本が大雨で大災害の最中に、衆議院議員会館で赤坂自民亭なる宴会を開いて、飲み食いの挙句笑顔で集合写真まで撮って、危機感の無さ丸出しで…

カジノ法案

この時期に、自民党はまたしてもカジノ法案を提出して、強行採決をしようと目論んでいる。 1年以上前に、このカジノ法案が出て来た時も、あまりにも日本という風土に似つかわしくないので、何でこんな法律を提案するのだろうと、怒りが込み上げて来た。 そ…

「老人ホーム」ビジネス

先日、郵便ポストに、近くの総合病院の隣に建てられた介護付有料老人ホームのパンフレットが投函されていた。 この総合病院は、町田市北部の地域医療を担っている中核病院として名前が知られていて、私も昔は通院していたことがある。パンフレットの航空写真…

現職自衛官の暴言

先日、30代の防衛省統合幕僚監部の三等空佐が、参議院議員の小西洋之に対して、路上で「お前は馬鹿だ」「国民の敵だ」という暴言を投げつけたことを、覚書としてブログに書いた。 maturinoato.hatenablog.jp 昨日防衛省からその処分が出たことが、今日の新聞…

5月1日の東京新聞の社説

昨日5月1日の東京新聞の社説について、知人から連絡があった。文民統制が揺らぐ日本・自衛隊の状況への危機感が表明されているという。 先日、民進党の小西議員に対して、国会議事堂周辺の路上でジョギング中の自衛隊の30代の幹部が、「お前は国民の敵だ」と…

沖縄2日目

昨晩、泡盛の古酒が美味しくてかなり飲んでしまった。 そのせいで、今朝は辛かった。 辺野古に座り込みに行く前に、普天間基地から飛び立ったヘリが部品や窓枠を落とした宜野湾市にある保育園と小学校を見に行った。 去年の12月に1週間を置いて立て続けに、…

沖縄へ

日退教の第9次沖縄連帯行動のため、また、沖縄へ行く。 羽田は曇り空だったが、飛行機が飛び立って雲を突き抜けると、白い雲海の上に富士山が現れた。 訳もなく感動してしまう。 那覇に着いたら、今日は沖縄県教育会館で会合がある。夜は、各県から集まった…

CV22オスプレイ、横田に飛来

東京新聞4月6日朝刊の記事 CV22オスプレイが5機、ほとんど予告なしに横田基地に飛来した。 東京新聞4月5日夕刊の記事 一昨年、去年と沖縄は高江にあるオスプレイのヘリパッド建設反対の監視小屋(現在は、強制的に撤去されてしまった)に、二度ほど激励と連…

「ビートたけし」への一考察

昨日からテレビのワイドショーで、オフィス北野の騒ぎを伝えているのを聞いているうちに、「ビートたけし」のことと「たけし軍団」ということについて考えてみたくなった。 大げさな言い方になるけれども、ビートたけしが、今の日本人の精神構造に与えた影響…

国会前抗議行動と至上の印象派展

昨日は、総がかり行動実行委員会主催の「財務省公文書改ざんを許さない3.16国会前緊急行動」に参加して来た。 sogakari.com 財務省による公文書の改ざんという、日本の民主主義を破壊した前代未聞の出来事に、怒り心頭に発し矢も盾もたまらず国会議事堂前に…

自民党はダメ政党

ラジオから 起き抜けに耳にしたラジオから、自民党憲法改正推進本部が、大規模災害などの緊急事態に対応するために衆議院議員の任期を特例として延長する検討を始めたとのニュースが流れて来た。 自民党の改憲草案 自民党の改憲草案にとっくに書かれている内…

旧優生保護法をめぐって

東京新聞 2018年2月20日夕刊 昨日の東京新聞の夕刊社会面に、旧優生保護法のもと北海道で11歳の女児までも不妊手術を施されていたことが報じられていた。11歳の女児は二人いて、「てんかん」が手術の理由とされたと記事には書いてある。 優生保護法の残酷さ…

ヤン・オベルク「核兵器の使用が数か月以内に起きる――その理由」パート1

スウェーデンの独立系シンクタンクTFF(Transnational Foundation for Peace and Future Research、平和と未来の研究のための多国籍基金)から出されたレポートを、IWJ(Independent Web Journal)が訳出したものを掲載します。 TFFは世界に80名の会員をし、平…