スキャンダル多し

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今朝の雨、遊歩道に散って貼りつく八重の花びら

新潟県知事の米山さんが、女性問題で県知事を辞めるかもしれないというので、昨日、記者会見を開いたという。

米山さんといえば、野党統一候補として、反原発を旗印に泉田前知事の後を継いで、自公推薦の候補を破り当選した県知事だ。

私としては、期待していただけに、もし辞任するということになれば、かなり落胆してしまうだろう。

政府が推し進めている破廉恥な原発再稼働の動きが勢いづき、柏崎刈羽原発も早々に再稼働ということになってしまうかもしれない。

今日の東京新聞の記事を見ると、知事の支持政党である社民党共産党も、辞任するしかないと言っているらしいから、どうにも仕方のないほどの女性問題なのかもしれない。

残念無念。

 

それにしても、政界にしろ官界にしろ、何でこうも女性問題でつまずいてしまう人が多いのだろう。

週刊文春週刊新潮が男女間のスキャンダルを暴き報道するしつこさといったら、痴話喧嘩を面白おかしく伝えて金稼ぎをしているようなところがある。

それを読んで、振り回されている世間も高が知れているということだが、売文業だから仕方がないか。

そもそも人間というものが、悲しいことに色と欲に簡単に負けてしまう存在なのだろう。だから、政界も官界も、聖人も君子も、色ボケを写真に撮られたり録音されたりして、ハイ、おしまいということになってしまうのだ。

 

セクハラやパワハラは許しがたいことなのだが、瞬く間に地獄へ突き落とされる当事者の悲鳴も聞こえてしまう。ほんとうに人の世は無情なものだ。

映画『クソ野郎と美しき世界』を見に行く

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奥さんに誘われて TOHOシネマズ に『クソ野郎と美しき世界』という映画を観に行った。スマップの稲垣吾郎香取慎吾、草彅剛がそれぞれ主演で出ているオムニバス映画だ。

「ピアニストを撃つな!」「慎吾ちゃんと歌喰い」「光へ、航る」「新しい詩(うた)」の4部から構成されている。

 

入りは3分の1ほどだが、普段の平日なんか一桁の人数なのだから、かなりの観客数だ。やはり女性客が多い。きっとスマップのファンなのだろう。映画が終わった後も、ロビーに飾ってあるポスターをスマホで2、3人の若い女性が写真で撮っていた。わたしもついでに撮影した。

 

映画は、総じて何が何やらよく分からなかったが、まあ、おもしろく楽しめた。ただ、心に染み入るような映画と思えなかったのは、わたしの年齢が付いて行けなかったからなのだろう。

冒険活劇、ドタバタ喜劇、荒唐無稽、最後は歌いまくって大団円というところか。

 

「ピアニストを撃つな!」は、フランソワ・トリュフォー「ピアニストを撃て」という映画の題名をもじったのだろうが、シャルル・アズナブールと稲垣吾郎じゃどうなのだろう。ちょっと比較にならない。

最初は、映画のセリフの声が大きくて激しくてうるさいとしか感じられなかったのが残念だった。

それにしても、浅野忠信はなんだか歳を取った。

 

「歌喰い」という設定は奇抜で、ちょっと感心してしまった。出演している若い女優も不思議な味を出している。調べてみると2006年生まれと書いてある。まだ、12歳ということになるが、そんな感じは全くしない。もっと大人びた感じ。

香取慎吾の絵はいい。あんなに上手だとは知らなかった。

ただ、内容に一部下品な面もある。何しろ「クソ……」なのだから。

 

「光へ、航る」は夫婦役の草彅剛と尾野真千子の演技が秀逸。監督は爆笑問題太田光で、荒唐無稽なストーリーなのだが(もっとも、この映画のストーリーはすべてが荒唐無稽で一貫している)、夫婦愛や親子愛などをしみじみと考えさせられるところもあって、太田の才能を垣間見たような気がした。

 

最後は、歌と踊りの狂躁状態。思い出せないが、どこかで観たことがあるような映像だ。

次々と繰り出されるテンポのいいシーンの流れは、最後まで飽きさせない。

 

結局、映画はハッピーエンドで終わったようだ。だから、暗い気持ちで映画館を出なくても済んだ。

 

書いているうちに、なんだかこの映画を褒めていることになったようだ。

夜の集会

今夜は山の会の臨時集会。

有象無象が集まって、やっと15人ほど。

会員は150人以上いるのだぜ。

なんだ! このザマは。いつもグダグダ言っていて、実際のところ会をどうしたいのだ? えっ?

集会にも来やしなくて、山に連れて行って欲しいだけなのか!

集まった奴らも、自分勝手なことばかり言って、ほんとうにボッカ訓練も雪上訓練も、会が責任持たなくてもいいと思っているのかよ!

ふざけんじゃないぜ!

西荻窪、ライブハウス『ココパーム』

学生時代からの友人が、西荻窪駅前のライブハウスでジャズバンド結成25周年のコンサートをやるというので聴きに出かけた。

明大前で井の頭線に乗り換えて吉祥寺に出るつもりが、乗り換えを間違えて渋谷に来てしまった。

 

中央線に乗り換えるつもりでプラットフォームで待っていると山手線が入って来たので、しばらく何がなんだか分からなかった。

気づいてから、再度、井の頭線に戻り吉祥寺に向かったのだが、こういう馬鹿を何度かやっている。

 

西荻窪に予定より20分ほど遅れて到着した。20分で済んでラッキーというものだ。

西荻窪の駅に降りたのは、生まれて初めてだと思う。不思議な感じ。学生時代、阿佐ヶ谷に下宿していたこともあるが、そこよりも都心から離れて暮らしたことはなかったので、昔だったらこんな駅には来ることはなかった。

 

 

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ライブハウス『ココパーム』は、駅の北口を出て左に行くと直ぐに看板が目に入る。

小さな入り口から階段を上り、扉を開けると奥さんのFさんがいた。その横には、息子さんが立っている。こじんまりとした空間で、いかにもライブハウス。

 

もう演奏は始まっていて、曲目はサテンドール。

思ったよりお客さんが多い。ごく内輪の集まりだと思っていたので、ちょっと驚いた。

ピアノとフルートとギターとベースとドラムの構成で、実に楽しそうに演奏をしている。

アルコールを頼もうと一瞬思ったが、今日はオレンジジュースにしておいた。

一番前の席しか空いてなかったので、そこに座る。

 

マチュアバンドでも、生演奏は雰囲気がいいと聞いていて実に楽しい。

曲はイパネマの娘に変わる。そのうち、ジャムセッションということで、バイオリンが加わった。

曲は、映画カサブランカの中でも流れてきたアズ・タイム・ゴーズ・バイ。

続いて、ジャムセッションなのにシャンソンの演奏と歌になる。

というのも、友人が学生時代、シャンソン研究会にちょっとだけ所属していたからだ。

曲目は忘れた。フランス語で何とかかんとか。古き良き時代のシャンソン。若い人は、もちろんシャンソンなどと言ったって、何がなんだか分からないだろう。

 

そうこうしているうちに、演奏は後半になって、 奥さんのFさんが松任谷由実の「曇り空」を歌った。

次に、デューク・エリントンのなんとかという曲。それから数曲続いて、最後はバイバイブラックバードで終わった。

プラス、アンコールが一回。

 

なんだろう? 実に楽しい気分を味わわせてもらった。こんな歳になっても、ジャズを演奏して楽しめるなんて羨ましいかぎりだ。

私も楽しい気分で、電車に乗って帰ることができた。

 

軽い鬱状態

寝かかっている妻に声を掛けたせいで罵倒され、次の日は郵便受けを開けようとする妻を手伝おうとして、余計なことをするなと手を払いのけられた。

その後、軽い鬱状態に陥ってしまった。

何もする気が起こらず、一日中外出もせず家の中でボーッとしていた。

夕食時には、頭が重くて仕方がないので、買い置きのジンビームを半分以上飲んでしまった。

妻によると、半裸でソファーの上で寝ていたそうだ。

今朝になって鬱状態から少し脱出できたが、二日酔いになってしまった。

午前中は、団地の飼い主の会の総会があり、それに出席。頭が回らず辛い。

前々から今日の午後は、安倍政権の退陣を求める国会前の抗議集会に参加するつもりだったのに、体がいうことをきかず行くのをやめてしまった。

ほんとうにだらしがない。

夕方に畑を見に行って来た。ただ、歩くのが面倒で車で出かけるという体たらく。

どこまでも腐っている。

明日は、もっと良くなってますように!

 

モグラ情話、春の宵

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出典:https://thevaliens.com/science-with-the-valiens/zoology-with/mammals/f-p/mole-talpidae/


男と女の世界については、色々と揉め事があって、ずいぶんと面倒なこともあるのがこの世の常。

モグラの世界でも事情は同じで、惚れたモグオがモグミに仕掛けた恋の顛末、いかが相成りますことか。乞うご期待、ご期待!

 

開幕まで今しばらくお待ちください。舞台袖にてひそひそ声。役者がまだ来ていないじゃねえか。何してんだ。もう舞台の幕が上がっちゃうよ。

おやまあ、やっと来た。

 

べべんべんべん、ベンベベン。掻き鳴らされる太棹の三味線。

よーぉっ!

舞台上手より姉さん被りのモグミ姐さん登場。ふくよかな体に、細いおヒゲが揺れている。何を隠そうモグラのモグミ姐さんじゃないか。

 

いい歳をして、悩みが尽きないね。眠れなくてこんなところまでふらふら出て来ちまった。なんの因果かねえ。

気持ちが収まらないのさ、あの人のことはねえ。

 

と、近くのベンチに腰掛けた。

 

モグミ姐さんの後ろを、こそこそと隠れるようにしてつけているモグラが一匹。目は赤く潤んで、一心不乱に姐さんの様子を見つめている。その気配ただ事ではない。何を隠そうモグラのモグオだ。

 

最近、寝ても覚めてもモグミ姐さんのことばかり。ずっと頭を離れない。熱に浮かされたように思い続けている。

 

これが、若い男モグラと女モグラの間のことならば、単なる美しい恋愛話で終わるはずなのだが、モグミ姐さんとモグオの場合はちと事情が違ってくる。

なぜなら、モグオには妻がいる。子供モグラも二匹抱えている。いっぽう、モグミ姐さんもバツイチで息子が一匹。

二匹ともそれなりの年齢で、二匹でいること自体が、ロミオとジュリエットのように美しくは行かない。

単なるモグラ二匹、という按配だ。

 

姐さん、とモグオが呼びかける。

明日も、一緒に畑を駆け巡ろうよ。場所は探して来ました。川のそばの四角い畑。どうだい? いいでしょう、姐さん。

ええ? またなの? 一昨日、山のそばの丸い畑に行ったばかりじゃないの。そんなに続けて出かけていたら、息子になんて言われるか。二人の関係が息子にわかってしまうじゃないか。

それに、あんたこの頃ちょっとシツコカないかねえ。

 

しつこいとか何とか言ったって、もともと多少はモグミ姐さんがモグオをその気にさせてしまったところもある。

誘われるままそれを良いことにして、自分が色々な畑に行きたいものだから、みんなと一緒ならというので出かけて行った。確かに初めのころは他のモグラも何匹か誘われて一緒に畑に出かけたものだ。ところがそのうちに、モグオと姐さんの二匹きりになってしまった。

 

その時にモグオの誘いを断ってしまえば、今になってこんな面倒なことにはならなかったはずなのだ。

 

ああ、後悔しても始まらない。

 

モグオは、ますますモグミ姐さんにのめり込み、太った体をユスユスと振りながら今回も、畑に誘うのだった。

 

モグミ姐さん、本当はモグオのような男モグラはタイプではない。以前も別なモグラと付き合っていて、ずいぶんと楽しい思いもしたのだが、姐さんちょっとワガママなものだから別れることになってしまった。

その独り身の寂しさ切なさの隙間に、折りよく現れたのが、いやつけ込んできたのがモグオというわけなのだ。

 

ブサイク男のモグオでも、寂しさを紛らわせてくれるのなら、多少のことはガマンして付き合ってみるかというので、付き合い始めたのが運の尽き。最近は、モグオがそばに来て、親しげに囁きかけてくると、虫酸が走る。どうにか別れることができないかと思うほどになっていた。

 

ベンチのそばには、春の宵ということで桜の木が一本外灯に映し出されて、モグミ姐さんを一層艶めかしい雰囲気にさせているのだが、桜の花はすっかり散ってしまって、緑の若葉のふちにしみったれた花のカスがちらほら残っているだけ。

 

蛾が一匹、ブーンと羽音を立てながら姐さんの前を通り過ぎて行った。それを目で追っていた姐さん、ハタと手を打ってニッコリ。

 

そうだ、訴えてやる。セクハラモグラのモグオめ。

 

今となっては、寂しさを紛らわしてくれた束の間の恋も、憎さ百倍のセクハラ親父ということに変貌してしまったという次第。

 

キッとモグオを睨みつけるモグミ姐さんの鋭い目つきに、誘っていたモグオはハッと後ずさる。でも、恋した男の悲しさで、自分が姐さんに嫌われていることに気づいた様子はない。

いや、気づいたのかな? あれ、気づいた? まさか、気づくわけがないでしょう……。

 

姐さん、立ち上がると駆けるようにして舞台下手に消えてしまう。あとを追ってモグオがよたよたと立ち上がる。舞台には桜の木が一本外灯に照らされているのみ。

生暖かい風がひと吹き。

 

このあと、モグミ姐さんとモグオの顛末はいかが相成りますことか。吉と出るか凶となるか、次回までのお楽しみぃ〜!

 

拍子木がパチーンバチーンと打ち鳴らされ、三味線がべんべんべん、べべんべん。

舞台暗転。

お帰りはこちらでーす!

 

こんな下らない芝居に出させやがって。

なに言ってんだ、てめえ。さっさと片付けて帰りやがれ。今度は遅れるんじゃねえぞ。

金払え!

バカ抜かせ!

 

 で、モグミ姐さんから相談があった。

 

私困っているんです。どうしましょう。このままでは、このモグラハイキングクラブにはいられません。どうかモグオを追い出してしまってください。顔も見たくはありません。

 

というわけで、モグラ役員一同、モグオに会って事情を聞く羽目になってしまった。

モグオ君、思い詰めてはいないだろうね。あっさり引き下がってくれよなあ。

 

 

春季中国語講座

朝起きて庭を見ると、去年植えたアメリカン・チェリーに白い花が咲いているのに気づいた。

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カインズホームで買って来て、庭に植えた時は、根付くかどうか不安なまま、この冬を越したのだが、知らない間に芽が出て、一昨日辺りには緑の若葉を付けるようになっていた。

そして、今朝は白い花を付けている。とりあえずは根付いたということだろう。

今度は、ほんとうに実をつけるかということが気になって来る。

何しろアメリカン・チェリーなのだから。

 

奥さんが起きて来ないので、みそ汁とトマトの卵炒めを作った。昨夜作った牛丼の具が残っていたので、これも添えた。

昨日は、中国語講座をもう止めようかと思っていた。なんだか疲れていたし、気力もわかないような感じがしたからだ。やっと考え直して授業料をセブンイレブンから振り込むと、取りあえずは腹が据わった。

久しぶりの講座に出ると、すっかり中国語を忘れている。何しろ、前回の中国語講座が終了してから一度も勉強をしていない。一切復習なしである。昨日は、アルコールを嗜んだので、予習もしていない。まあ、いつものことであるが。

先生が、春休みは花見に行きましたかと聞くので、行きましたと答えるのが精一杯であった。

どこへ行きました。

家の近くです。

それで終わりだ。他のメンバーはもう少しましな受け答えをしている。

やっとこさで90分の授業が終了した。

まあ、止めなくて良かったということだ。たまに頭を使うのは気持ちがいい。

適当にやればいいさ。やらないとどんどん忘れてしまうというものだ。中国にいる孫と中国語で話をすることになるかもしれないのだから。

 

家に帰り、昼飯は朝の残りで済ませ、畑に行く。

再来週から沖縄に行くので、気になっていたことを確認するためにTさんに電話する。那覇に帰らず、名護にとどまる件、了承とのこと。

畑に行く途中にバイク屋がある。ショウウインドウにトライアンフが展示してあった。しばらく眺めていた。もうバイクは乗れないな。ボルダリングで落っこちて、腰椎を骨折しているようじゃ、もうダメだ。

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 何を血迷ったか、30歳の時に中型の自動二輪免許を取った。遅咲きのライダーで、3台か4台バイクは乗り換えた。東京から京都まで高速道路を往復したこともある。

もう乗らない。よく生きていたものだ。

 

畑は順調。人参の畝が盛り上がっていたので、スコップで掘って見たが原因が分からない。そばにいた人の言では、モグラかもしれないとのことであったが、ちょっと違うように思える。

掘ったせいで、人参の苗がいくつか傷ついた。

今日は晴れて爽やかな一日だった。夜は、酒を飲もう。