沖縄へ
日退教の第9次沖縄連帯行動のため、また、沖縄へ行く。
羽田は曇り空だったが、飛行機が飛び立って雲を突き抜けると、白い雲海の上に富士山が現れた。
訳もなく感動してしまう。
那覇に着いたら、今日は沖縄県教育会館で会合がある。夜は、各県から集まった人たちと懇親会のはずだ。
明日は、朝から名護市辺野古へ向かい、キャンプシュワブ前の仮設テントで辺野古新基地反対行動をしている人たちを激励し、ゲート前で一緒に座り込みをすることになっている。
去年の10月にも連帯行動をしに行った。ゲート前で座り込みをしたが、若い沖縄の機動隊員に両腕を抱えられて排除されてしまった。
今回もおそらくそのように排除されるのだろう。でも、非暴力の行動なので、絶対に手は出さない。もちろん足も出さない。
ほんのちょっとした行動で暴力行為だとか公務執行妨害ということで拘束される可能性がある。
権力側につけ入る余地を与えてはならないのだ。
80歳を超えた老人が、40代の機動隊員の脚を蹴飛ばして怪我をさせたというので、逮捕拘束されたこともある。完全な言い掛かりもいいところで、ちょっと考えれば、蹴飛ばした老人が怪我をすることがあっても、頑強な機動隊員が怪我をするなんてことはあり得ないのだ。
だからなるべく静かに排除されるつもりだ。意思表明をして、少しでも埋め立て工事を遅らせることが大事なのだ。
那覇に到着したが、やはり暑い。曇り空という予想など役にも立たず、ただ今現在は、燦々と太陽の光が降り注いでいる。
帽子を忘れて来たことに、今ごろ気づいた。