「アルプス灯会」テント点検

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日曜日は、登戸駅の近くの多摩川の河原で、私の所属している山岳会「アルプス灯会」のテント点検があった。

 

第1回目のテント点検は、装備係の呼び掛けで試しにやってみようというのでやり始めたものだ。4年経った今年は恒例の会行事と呼べるまでに定着した。

せっかく山にテントを持って上っても、いざ設営して見たら、テントが破損していたらお話にならない。特に冬山などであったら命にかかわることになってしまう。

そういう意味もあって、登山シーズンの始まるこの時期に実施している。

 

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10数張りあるテントを3班に割り振られた仲間が、分担して手際よく確認して行く。

まずテントを設営する。様々なテントをいちどきに設営できるのは、やはり山岳会ならではのことで、個人ではとても無理である。

テント一つ一つ、設営の仕方が違うので、それを確認することも出来る。また、テントを張ったことのない者や不慣れな人にとっては、テント設営を学ぶ機会にもなっている。

次に不具合のある部分がないか確認して行く。ポールは曲がったり折れたりしていないか、テント本体が破れていたり穴が空いていたりしないか、張り綱はあるか、ペグの数は足りているか、フライシートは大丈夫か等々、順番に調べてチェック表に記入して行く。

その表を基にして後日、修理をするのだ。

 

昼過ぎには、テント点検そのものは終了。河原に敷いたブルーシートに座り、仲間20人ほどでお疲れさん会が始まった。

 

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河原でのテント点検や芋煮会は、普段なかなか山に行けない会員もやって来て、顔合わせと交流の場となっている。

缶ビールと干物、持ち込んだ七輪の上で焼いたシシャモや椎茸を肴に、和気藹々と2時間ほど山の話題やロープワークなどについて語り合い楽しい時間を過ごすことができた。

 

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最後に集合写真を撮って終了と相成った。

 

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その後、まだ飲み足りない者たちは駅近くの中華料理店で、更にオダを上げることになってしまった。これについては、ちょっと反省。