腰椎骨折日誌6

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   何でも明日の朝は、今季最大の寒波のせいで、東京も33年ぶりの寒さになるそうだ。33年前に、こんなに騒いでいたようには思えない。朝の気温がマイナスになったからといって何なのだ?

   腰の状態は、だいぶん良くなったようで、夜は台所に立って料理を作ることができた。ビーフステーキ用の肉を妻が買って来たので、フライパンで焼いて、付け合せに粉ふきいもとニンジンを添えた。エリンギと葉野菜のスープも作ってみた。

   冷蔵庫に500mlの缶ビールが1本あった。体調も良かったので、骨折をして以来初めてビールで乾杯しながら、ビーフステーキを食べた。それが良くなかった。

   風呂に入って出て来ると、頭がフラフラする。ソファに倒れ込み、じっと横になる。息も苦しいし身体も冷たい。

   妻は、所用のため今夜は暫し外出中だ。

   どうしようもないので、布団に潜り込んだ。なんだかこのまま死んでしまいそうな感じになる。こうやって死んで行くのかな? 帰宅した妻は、夫が死んでいるのを発見してどう思うだろう、などと馬鹿な妄想が広がる。

  その内に、ウトウトとして来て、何となく寝ていたようだ。

   今は酔いも覚めて、体調も回復している。油断大敵。酒は飲むべからず。

   明日は寒いのだから気をつけよう。