今朝の東京新聞

f:id:maturinoato:20180614110318j:image

今朝の東京新聞の一面に、米朝首脳会談トランプ大統領から日本人拉致問題を提起された金正恩委員長が「解決済み」とは言わなかったという記事が載っていた。

誰の話かというと、萩生田光一が記者団に話したという。

米朝首脳会談後、トランプ大統領から会談の内容を電話で伝えられた安倍晋三に聞いたというのだ。

なあ〜んだ、伝聞の伝聞じゃないか。

伝聞の伝聞で安倍決意表明のようなことを紹介している。

安倍晋三は、米朝首脳会談についてトランプ大統領から報告を受けたが、拉致問題に関する具体的な内容は話せないと言っていたように思うのだが? なんのことはない、しっかり家来を通じて話しているではないか。

「自分の責任で何としてでも、北朝鮮に拉致された全ての国民を日本に取り戻して家族に会わせる。自分の責任でしっかり解決する」と話したとか。

気持ちが悪くなるくらい偽善的な言葉を、よくもこんなにスラスラと吐くことができるものだ。「自分の責任で」だと?!  今まで何をしていたのだ。北朝鮮の脅威を煽っていただけじやないか。煽りながら日本が戦後、国の基本として来た原理や理念を破壊する法案を何本も何本も強行採決して来たのじゃないか。

そして、その裏で森友学園加計学園に利益供与を行った状況証拠が暴かれると、誠実に説明責任を果たすと言いながら、全くその具体的行動をとっていない。

よくもイケシャーシャーと言えたものだ。

正恩が拉致問題について黙っていたままだったことを都合のいいように解釈して、こんなのを取らぬ狸の皮算用というのだ。

アメリカに追従しているのではなく、もっと前から日朝首脳会談を模索してろよな。

米朝首脳会談の尻馬に乗って、正義の味方ぶるんじゃないよ!

 

東京新聞は次のように書く。

「萩生田氏によると、従来の見解を示さなかった正恩氏の姿勢について首相は評価。日朝首脳会談を、本格的に模索する方針。」

またしても、政権延命画策。正恩と日朝首脳会談をするのなど怖くてしょうがないくせに。