腰の痛みと愛車の12ヶ月点検

腰の痛みが治らず、午前中、整形外科に行き、レントゲンを撮る。骨に異常はない。

痛み止めの薬と、筋肉の緊張を取る薬をもらい、ひとまず安心して家に戻った。

 

我が愛車は、スバルのR2四輪駆動スーパーチャージャーだ。この6月で10年乗っていることになる。

 

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3年前、沢渡の駐車場に停まるR2


もう、スバルはR2を作っていない。というより、軽自動車を独自に作ってはいない。ダイハツが作った軽自動車を、名前を変えて販売しているだけだ。

だから、このスバルのR2は、スバルが独自に開発して作った最後の軽自動車ということになる。

 

売店に車検や点検で持っていくと、決まって新しい自動車を紹介される。

でも、乗り換える気はまったくない。お金がないし、車を運転する年月もそんなに残されているわけではない。

それより何より、私はこの車にとても愛着があるのだ。

スパーチャージャーだからとても馬力があって、加速度もかなりのものだ。軽自動車のスピードとは思えない速さで、坂道もなんのストレスもなしに登ることができる。

四輪駆動だから、雪道でも安定したものだ。

希少価値もある。スーパーチャージャーの四輪駆動のR2って、中古市場にもあまり数がない。

私にはこの車で十分なのだ。乗り潰す気でいる。

 

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スピードメーターの距離積算計が101070kmを示した時


で、今日は、前々から予約してあった12ヶ月点検があった。ほんとうは点検なんかしたくない。お金ばかりかかるので放っておきたいのだが、スバルの販売店からやいのやいのと催促の電話が来るのだ。面倒だからその言に従ってしまう。

安全には代えられない。

 

腰の痛みを我慢し、腰椎骨折以来のコルセットを装着して、R2の運転席に座ってスバルの販売店に出かけた。

12ヶ月点検とエンジンオイルの交換とオイルフィルターの交換もやってもらい、合計2万円の出費であった。自動車というのは、購入するよりも維持をするのにお金が掛かる。まったく嫌になる。

点検が終わり支払いの時に、車の右後ろのタイヤ側面に傷があることを告げられた。ゴムに亀裂が入っていて、中に達しているが膨らんではいないので、今すぐどうにかなるというのではない。でも、交換するならしたほうがいいようなことを言う。四輪駆動なので後ろ2本を同時に代えたほうがいいと言う。

2本で締めて2万9千円ちょっと。おいおいオイ! 君はなんてことを言うのだ!

 

そのまま、タイヤのディーラーに赴く。

古い型のタイヤなので在庫が1セットしかない。4本でしか売れないとのこと。元々の値段は5万円以上なのだが、今は4万円で取り付けられるという説明だった。

店員は、私の家族の車のタイヤがこう言う状態になっていたら、きっと取り替えることを薦めますとのたまった。

バカバカしくなって、腐った気持ちのまま帰って来た。

 

このままでしばらく乗り続けようと思う。パンクした時はした時だ。タイヤが膨れて来たら、考えることにしよう。

腰が痛い。

自動車を点検すると、いいことは何にもないようだ。

 

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山の中のR2