"Le repas" でコーヒー
腰の具合もかなり良くなって来たのに、あまりに怠惰で何もする気がしない自分を奮い立たせようと、カップ麺で済ませようとした昼メシを、きちんと自分で作った。
冷凍庫に残っていたアサリを解凍して、ネギとモヤシを一緒にオリーブ油で炒めた。もちろんニンニクと唐辛子は必須。
フライパンの中で茹で上がったパスタと混ぜ合わせて、アサリ混ぜ合わせペペロンチーノ風スパゲティが出来上がった。
まあ、まあ、食べられる味であった。ただ、使った冷凍アサリの賞味期限が、去年の年末で切れていたので、とりあえず正露丸を飲んでおいた。
今のところ何ともないので、大丈夫のようだ。
食後、散歩に出かけた。
今日は、いつもと違うコースを歩くことにする。
駅前で都内から帰って来て、これから家に向かおうとしている奥さんに出会った。少し他愛もない言葉を交わして、そのまま別れて散歩を続けた。
行き先は、高台の団地のそばにある大きくて見晴らしのいい公園だ。
天気も良くて暖かい。明日から、また、冬へ逆戻りするという天気予報だが信じられないほどだ。
公園には、大学生だと思われる男女4人の若者がソフトボールの練習のようなことをして遊んでいた。その向かい側では、大人に連れられた5人ほどの少年たちがサッカーをして遊んでいる。
公園の真ん中に、塔のような見晴らし台があるのだが、見ると壁面に絵が描いてある。以前にやって来た時は、コンクリート剥き出しの壁だったのだから、誰かが描いたのだろう。
近寄って見てみると、子供が描いたわけではない。手馴れた大人が、しっかりと描いたものだった。
見回すと、四阿の柱にも、同じテーマの絵が描かれていた。
見晴らし台に登って、周囲を見晴るかすと、空には春の雲がのったりと浮かんでいた。
しばらく眺めていたが、踵を返して、再び、駅前に向かった。
で、駅前にあるパン屋 "Le repas" に入って、コーヒーと菓子パンを食べている。
菓子パンは3月「春の彩りフェア」で発表になっている「カラメルプディング」。
「森のたまごとマダガスカル産バニラビーンズ入りのカスタードクリームをデニッシュ生地にのせ、カラメルをトッピングしました」と解説にある。
この解説に惹かれて食べてみたけれど、それほどのものではなかった。ちょっと残念。
コーヒーも飲み終わったので帰ることにする。