名護市長の稲嶺さん退任

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名護市民は、辺野古に米軍基地が建設されることよりも米軍再編交付金のほうを選んだということなのか?
稲嶺市長の8年間で、名護市民の暮らしが以前より悪くなったという話は聞いたことがない。むしろ、国から交付金をもらわなくても、名護市の財政は良くなったはずだし、市民生活も向上したはずだ。
辺野古に米軍基地が建設されると、名護の上空を今とは比べものにならないほどの米軍機が飛び交うに違いない。そうなるのは、少し考えれば分かるはずなのに、いったい名護市民はどうしてしまったのだろう?
私にとって、名護市は沖縄の良心を代表する存在であった。政府の嫌がらせにも屈服することなく、基地のない沖縄を目指して頑張ってきた。国からの交付金をもらっても、もらった当座は潤った気になるだろうが、それは自立した沖縄という誇りを失ってしまうことだ。
新しい市長は、辺野古の新基地建設について容認ということではないと言っているが、とても本当のこととは思えない。すぐに化けの皮が剝がれるに違いない。
これからも、ずっと辺野古のことを見ていきたいと思う。

名護市長が退任式で「心残り」 辺野古移設問題、落選の稲嶺氏 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース