オリエント急行殺人事件
急に思い立って、奧さんと一緒に映画を観に行った。アガサクリスティー原作の『オリエント急行殺人事件』というアメリカ映画だ。
前から5列目の真ん中に座って観た。
途中、少しウトウトとしてしまったが(映画が面白くなかったわけではない、ただ単に睡魔に襲われただけ)、概ね面白い映画であった。特に、映像はびっくりするほど素晴らしかった。昔に比べると、まるで本物のオリエント急行が走っているかのように見えてしまう。細部まで、CGとは思えないほどのできばえだった。
映画の最初の箇所にエルサレムの嘆きの壁のシーンが出てくるのだが、原作にもあるのだろうか? ユダヤ教のラビとキリスト教の司祭とイスラム教のイマームが、嘆きの壁の使用時間の調整のため聖墳墓教会で話し合っていた後、ちょっとした事件が起きるところから映画は始まる。
先日、トランプ大統領が、一方的にエルサレムをイスラエルの首都と宣言したが、そのことをあらかじめ分かっていて、批判したかのようで、不思議な気持ちになってしまった。