合憲? NHKの受信料

昨日、最高裁は、テレビを設置したらNHKと受信契約を結び受信料を支払わなければならない、という放送法の規定を合憲と認める判決をした。

わたしは、前の籾井会長が、就任の会見で、従軍慰安婦はどこの国でもやっていたとか、特定秘密保護法案に関しても、決まったことだから文句は言えないとか、平気で口にするのを見て、以後、籾井会長が辞めるまで、受信料を支払うのを止めることにした。

今は、籾井会長も辞めたので、溜まった受信料を一年ほど遅れて、時々、支払っている。

テレビは、NHKを含めて民放も、放送している内容が、お笑いと旅行案内と、日本はすごいというバカ番組と、タレントが偉そうに意見をのたまう番組ばかりで、全く面白くない。ニュースも、国会で森友や加計の問題が、議論されているにもかかわらず、日馬富士の暴行事件ばかりが流されて、国会の議論はまったく放送されない。

ほとほと嫌になるのだが、たまに素晴らしい報道番組やドキュメンタリーに出会うことがあるので、なかなかテレビを捨てられない。

東京新聞の社説は、次のように述べる。

「受信料拒否は、報道姿勢に疑問を持つ人もいるからでもあろう。権力とどう向き合うか。不偏不党とは政治から独立している意味である。権力をチェックする公共放送であってほしい。」

わたしは、受信料の自動支払いはしない。いつまた籾井会長のような人間が、現れるかもしれない。その時は、また、受信料の支払いを拒絶するつもりだ。いや、テレビを捨てるかな?