オウム真理教事件と死刑執行

7月の初めにオウム真理教の死刑囚たち7人に刑が執行され、その20日後に、残っていた死刑囚6人の刑が続いて執行された。 その異常さと気味の悪さに衝撃を受けてから、ずっとそのことが頭から離れない。 13人の死刑囚を一度に絞首刑にしたこと。 死刑制度その…

死刑について

国家が死刑制度を公認していて、さらに、実際に次々と死刑囚の死刑を実行していたら、そんな国の国民は、人間の命というものを尊いとは思わなくなって行くに違いない。 そして、挙げ句の果て、役に立たないと国家が認めたような人間は処分されて行くだろう。…

天ちゃんのお苦しみ

天ちゃんが心を傷めていたそうな。侍従くんの日記にそんなことが書かれているという。 天ちゃんと戦争責任を考えるとき、決まって侍従くんの日記が出て来る。 そうして、決まって天ちゃんは戦争をしたくなかった。軍部が暴走したので、天ちゃんには止めるこ…

暴力団との繋がり

内閣総理大臣が暴力団と繋がりがあるなんて、とてもまずいでしょう。そんな奴は、即刻、議員辞職させるべきだと思いますが、自民党の方達は、なぜそのような行動を取ろうとしないのですか。 自分たちも暴力団と、何らかの関係を持っているということなのでし…

亡霊

倒れた頃は、目の前にいつも死がぶら下がっていて、見える風景も温かみなど感じられず平面的だった。 言ってみれば、秋の末の陰影のない雑木林の風景のようなものだった。 体のほとんど全て、9割方が死の靄の中に紛れ込んでいるような具合だった。 いつ死ぬ…

苛だたしい一日

暑い午後、ドトールで読みかけの新書を読もうと歩道を歩いていく。 8月もこの時期になると、なんだか悲しくなってくる。暑いことは暑いのだが、吹いてくる風に湿り気がなく、なんとなく大陸の風を連想させる。この風は、タクラマカン砂漠を吹き抜けてきた風…

新宿でカラオケ

前々から教え子たちとカラオケの約束をしていたので、新宿に出た。 西口広場の交番の前で待ち合わせをする。 集まったのは私を含めて全部で5人。一人は急に入った出張のせいで来られなくなってしまった。 このカラオケの会は、教え子のH君が企画したものだ…

終戦記念日に山に登るということ

終戦記念日なのを忘れて山に登ると、いいことは起こらない。 戦時下を生きた人々の苦しみ悲しみを、せめてこの日ぐらいは思い起こさなければならないのに。 日本軍が行なった無謀な戦争について、たまには考えなければならないのに、すっかり忘れていた。 皇…

蛭ヶ岳登山前夜

一昨日の夜、急遽、丹沢山塊の蛭ヶ岳に登りに行くことに決めた。 慌てて計画書を書いて、山の会の担当者に送った。我が山の会では、無雪期でも2泊以上の縦走は、班長か副班長の確認が必要なのだ。 橋本から三ヶ木に出て、乗り換えて平丸から登り、表尾根に…

沖縄連帯のデモ

土曜日、真昼間、池袋で沖縄に連帯する集会が行われた。 『埋めるな!辺野古 沖縄県民大会に呼応する首都圏大行動』と名づけられた集まりである。 サンシャイン60の隣りにある東池袋中央公園で開催された。 すっかり忘れていたので、慌てて家を飛び出し会場…

高尾山へ

珍しいことに、奥さんが高尾山へ行こうと言い出したので、一緒に行くことにした。 前夜、遅くまでハイボールを飲んでいると、先に寝ていた奥さんが起きて来て、行くつもりはないのかと怒鳴られた。 慌てて寝床に潜り込み、朝まで熟睡して寝覚めも良かった。 …

沖縄の巨人の死

海の向こうの沖縄の一人の巨人が死んでしまった 病に倒れていても屈することなく、いつか病が退散すると思っていたのに 最後まで己の信念に忠実で、だから、決して他者を裏切ることなく、誠実に生きて、そして、突然、死んでしまった 東京にいる小人は、沖縄…

墜落感覚あるいは死刑への恐怖

落ちていく、落ちていく、落ちて行くーッ! という感覚で、私は声を出そうともがきながら、喉の奥が固着してしまって声を出すことができない。息もすることが難しいまま、恐らくは深い井戸の底目掛けて落ちて行くのだ。 お前は、死刑だ! と、身に覚えのない…

アンケートなんかするなよ!

歩道に続く幟には、古着買取と染められていて、それが今日の雨の中で風に煽られて揺れている。 向こうにステーキ屋の看板があって、昼時の我が近辺は商魂の戦いが凄まじい。 病院からの帰り道、俺は聖なる緑内障を患っているのに薬を貰い損なって、なんとな…

立山山行

暑くて、暑くて、東京には居られないと思い、また、これが一番気にかかっていたことなのだが、このしつこい腰痛の状態で山に行くことができるかどうかの確認もあって、8月の1日から3日間、立山にキャンプに出掛けた。 1日目 高速バスで信濃大町まで行き…

迷子のヨークシャーテリア

CoCo壱番屋でカレーを食べた後、奥さんと別れてハンフリー視野検査を受けるため病院へ向かった。 その途中、駅の近くまで来た時、1匹のヨークシャーテリアの仔犬が、ヒョコヒョコと道路を渡って来た。鎖も何もつけていない。 道路の向こうに青年が一人、ど…

サーカスを観て来た

相模女子大学グリーンホールでサーカスを観て来た。 『サンクトペテルブルク国立舞台サーカス』という名前のサーカス団だ。 私は、サーカスというものを、子供の時から今に至るまで観たことがない。だから、今回、ロシアから来たこのサーカス団のサーカスを…

結城市へ

日曜日、妻に誘われて結城市の市民文化センターへ「茨城ダルク26周年フォーラム」に参加するために出かけた。 茨城ダルクには長い間息子の一人がお世話になっていて、今は、別な施設のスタッフとして働いている。 息子は、薬物依存症のせいで10代の終わりか…

上高地へ

暑い東京を離れて、今、中央高速を走るバスの中にいる。上高地へ向かっているのだ。 中央道日野のバス停、6時35分発。 家を早くに出て来て良かった。まだ、歩くのに辛いほどの暑さではなかった。 今、バスは初狩を越えて笹子トンネルに向かっているところ…

陳腐な予知能力?

私は霊感とか予知能力とか、超自然現象とかの類いを全く信じない人間だ。 だから、幽霊だとか霊魂なども信じちゃいない。 神の存在も信じない。人間は死んだら、それで終わり、無に帰るだけのものなのだ。 ただし、暗闇はなんとなく恐ろしい。でも、それは幽…

タイの少年たちの洞窟からの救助

タイで洞窟内に閉じ込められていた少年サッカーチームの13人の子供たちが、全員無事に救出された。 この救出にはタイ海軍の特殊部隊がたずさわっただけでなく、各国のダイバーも協力したということだ。 ただ、日本からダイバーとして誰かが協力したという話…

谷査恵子さんは、どうしているのだろう?

暑いし、安倍首相は足が痛くなって、広島には行かないようだし、この政権は何をやっているのだろうと、心底嫌になっているのだが、なかなか、この思いを言語化できない。 体力だけでなく言語能力も著しく減衰している。言葉も想像力も現れない。 ただ、暑さ…

暑い!

暑くて何もする気にならない。 ブログもいろいろと書きたいこともあるのだが、暑さに参ってしまって、軟弱な私としては全て放棄の状態だ。 この暑さのせいで体調が悪く、尾籠な話で申し訳ないのだが、腹痛と下痢が続いている。 だからといって、食欲がない訳…

NHKの世論調査って?

この時期に、安倍政権の支持率がアップしたと報じるNHKの世論調査というのは、一体、なんなのだろう? 九州から西日本が大雨で大災害の最中に、衆議院議員会館で赤坂自民亭なる宴会を開いて、飲み食いの挙句笑顔で集合写真まで撮って、危機感の無さ丸出しで…

オウム真理教死刑囚の刑執行

朝9時ごろのニュースで、オウム真理教の教祖麻原彰晃の死刑が執行されたというニュースが流れた。ああ、遂に執行されたのだ、仕方がないか、というのが最初の感想だった。 しばらくすると、執行されたのは麻原彰晃だけではなく、他の教団幹部で死刑判決が確…

強風の一日

水曜日、畑に行く。 キュウリを1本、サヤエンドウを3本、ミニトマトを2個摘み取る。 ナスは、かなりの数がぶら下がっているのだが、次に回した。 ミニトマトを剪定しないといけないと思い、ハサミでバサバサと飛び出た茎を切って行った。こんなに切ってい…

一人でキャンプ

暑くて何もする気になれない。 ブログも書く気にならない。 腰痛のせいで、山に出かけるのも億劫だし、クライミングジムに行くのも怖い。 それでも、何とかして山に行った気分を味わいたいと思って、近場のキャンプ場に行くことにした。 行こうと決めたのが…

シュトルム・ウント・ドランクな日々

この三日間ほどは、 なんだか目まぐるしい日々であった。シュトルム・ウント・ドランクな日々だった。 シュトルム・ウント・ドランクなんて、久しぶりに使った言葉だ。疾風怒濤って日本語では訳したりする。 世界演劇史の中で、初めて知った言葉なので、大げ…

何だろうね、タオは。

タオがおっさん座りで、ソファの上に座っている。 何だろうね、お前は! 人間みたいだね。 あんまり面白いので、写真を1枚!

リンガーハットが撤退

昨日は、最終電車で新宿から帰宅した。多摩センターからタクシーに乗らざるを得なかった。例によって、へべれけ状態。 今朝、起きたのは9時過ぎで、午前中はボンヤリしたまま何も考えられない。 昼過ぎに、奧さんと二人で食事に出かけた。 奥さんが、リンガ…